環境の強みEnvironmental Strengths
当果樹園は福島市南西部にある信夫地区にあります。
南には日本百名山の一つ安達太良山を、西には磐梯朝日国立公園に含まれる吾妻連峰を望むことができ、とても豊かな自然環境に囲まれています。
福島市は盆地特有の気候で夏は高温多湿、冬は寒冷で降雪量は少ないです。
このような寒暖差の激しい気候を生かして、桃、梨、葡萄などの暖地性、リンゴ、さくらんぼなどの寒地性の果樹が栽培されてます。
福島がフルーツ王国といわれるのは、種類の多さに加え、品質の良い美味な果実が生産されることによります。
なかでも桃は全国二位の生産量を誇る有数の生産地です。
夏に暑い福島盆地で育って熟した桃は糖度が高く、果肉も緻密でしまっているのが特徴です。
リンゴは昼夜の温度差があると、昼は成長、夜は寒さから身を守るという過程を繰り返し、実が引き締まって糖度が高くなります。
そして雪が少ないおかげで、長い期間木に実をならせ続けることができるため、完熟した甘いリンゴができるのです。
このように果樹栽培に適した気候が、福島の果物がおいしい理由の一つなのです。